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この戦没者の方々は今の日本の現状をどう思うだろうか 

「日本人戦没者」 さまよう1万5千柱 未納骨で厚労省に

朝日新聞デジタル

「日本人戦没者」さまよう1万5千柱 未納骨で厚労省に

中村靖三郎

2014年8月12日16時52分

 東京・霞が関の厚生労働省の庁舎に、第2次世界大戦の「日本人戦没者」約1万5千人の遺骨が数年間眠ったままになっている。フィリピンで収容されたが、日本人以外の遺骨が混ざっている疑いが消えず、東京・千鳥ケ淵の戦没者墓苑に納骨できずにいるためだ。

 厚労省が入る26階建ての合同庁舎。その5階の二つの部屋の棚に、白い布に覆われた約30センチ四方の箱がびっしりと並ぶ。「1千個は超えるのでは」(担当者)とされる箱には、骨つぼが二つずつ納められている。2008~10年度にフィリピンから持ち帰られた1万5213柱の遺骨だ。

 フィリピンでの遺骨の情報収集は、09年度からNPO法人に委託された。10年に日本人以外の遺骨が含まれている疑いが浮上。厚労省は11年秋、一部に女性や幼児の遺骨が混じっていた、という検証結果を公表した。

 海外で収容された無名戦没者の遺骨は厚労省の霊安室に安置した後、毎年5月に千鳥ケ淵の墓苑に納骨される。約1万5千柱のうち約4500柱もいったん納められたが、戦没者遺族らが反発。同省は「フィリピンの『証明書』があり、日本兵と考えている」とするが、「遺族の心情を配慮した一時的措置」として、11年秋に霊安室に戻した。焼骨されているため「日本人かどうかの鑑定は不可能」(担当者)な状態だ。

 この問題を受け、フィリピンでの収容は中断したままだ。現地には遺骨がまだ保管されている。厚労省は収容再開の協議をフィリピン側と続けるが、交渉はほとんど進んでいない。同省は「戦後70年となる来年には再開し、(省内に保管する)遺骨の扱いも決めたいが、見通しはたたない」と言う。

 第2次大戦での海外戦没者は約240万人。113万人はいまだに帰還できず、フィリピンは地域別で最多の37万人を占める。

 父親がフィリピンで戦死し、遺骨収容活動を続けてきた静岡県浜松市の亀井亘さん(71)は、「生還した人たちも高齢化して、現地の情報を集めるのがますます難しくなっている。現地の人に迷惑をかけず、しっかりした体制で慎重に取り組むべきだ」と話す。(中村靖三郎)


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