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住民の安全を預かる自治体として当然の主張であろう/原発は問題山積で稼働より廃炉に力を注ぐべきだ 

大間原発訴訟 「原告適格」を主張 函館市が意見書作成へ
論説 老朽原発の廃炉

大間原発訴訟、「原告適格」を主張 函館市が意見書作成へ

(09/09 07:30)北海道新聞

 【函館】函館市は8日、国と電源開発(東京)を相手取って起こした大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟で、国側の「函館市には原告適格(訴える資格)がない」との主張に反論するため、市の訴えの正当性を専門家に主張してもらう「鑑定意見書」を年内にも東京地裁に提出することを明らかにした。

 鑑定意見書は主張の法的根拠を明らかにするため、専門家に依頼して作成する文書。訴訟は当面、函館市の「原告適格」の有無が最大の争点となり、それをめぐる裁判所の判断により訴訟の中身を審理するか、門前払いとなるかが決まる。

 市総務部によると、7月3日に東京地裁で行われた第1回口頭弁論後、地裁が市に国側の主張への反論として鑑定意見書の提出を求めてきた。意見書は行政法学者に執筆を依頼し、執筆者は最大7人を想定。執筆料756万円は全国からの寄付金を積んだ「大間原発訴訟基金」で賄う方針で、8日、市議会に対し、これを計上した一般会計補正予算案を提出すると説明した。



論説 老朽原発の廃炉

2014年09月09日 07時50分 佐賀新聞

 九州電力が稼働から38年経過している玄海原発1号機(東松浦郡玄海町)の廃炉の検討に入ったことが明らかになった。関西電力や中国電力も検討しており、古くなった原発の廃炉を検討する動きは次々と表面化するとみられる。

 東日本大震災で重大なメルトダウン(炉心溶融)を起こした東京電力福島第1原発の6基は既に廃炉が決定している。しかし、大量の汚染水の処理に手間取り、30~40年かかるとされる廃炉作業はいまだに見通しが立たない。

 この事故を教訓に、国は原子力規制行政の一元化と重大事故対策の強化を実施した。運転期間にも原則40年の制限を設けた。1回に限って20年の延長が可能だが、それには安全を確保するため大規模な改修が必要になる。

 現在、国内の原発48基は全て停止している。そのうち20基について再稼働の審査申請が原子力規制委員会に提出されている。1970年代に運転を始めた原発は12基。設備が古く、再び動かすには巨額の費用がかかる。

 九電の玄海原発1号機の出力は55万キロワット、関電の美浜1号機(福井県)は34万キロワット、2号機は50万キロワット。中国電力が検討対象に挙げた島根原発1号機は46万キロワットと比較的小さい。収益が対策費に見合うのか微妙だ。

 省エネ対策が進み、再生可能エネルギーの普及や天然ガスの活用が増えた。安全対策に多額の費用がかかる原発の優位性は薄れている。時間と巨費をかけて再稼働を目指すよりも、廃炉を選択するのは経済原理にかなっている。

 また、日本原子力発電の敦賀2号機(福井県)は敷地内に活断層の存在が指摘され、廃炉は避けられない情勢だ。他の原発でも活断層調査が続いており、安全性で廃炉を迫られる可能性がある。

 規制強化による対策費の増加とともに、40年を待たずに廃炉にする原発もあり得るだろう。福島第1原発事故以来、脱原発を求める世論は根強く、原発が淘汰(とうた)の時代を迎えているのは確かだ。

 政府はエネルギー基本計画で「原発依存度を可能な限り低減する」としている。廃炉は各社の経営判断だとしても、円滑に進めるには環境整備がいる。会計処理や費用ねん出方法など、国民の理解を得ながら詰める必要がある。

 09年に運転を止めた中部電力の浜岡原発1、2号機(静岡県)は20年以上に及ぶ工程で廃炉作業に入っている。いずれ放射能を帯びた原子炉本体の解体という困難な作業に取り組まねばならない。

 東電福島第1原発は使用済み核燃料プールの燃料取り出し作業が少しずつ進むものの、溶け落ちた燃料の取り出しは全く見通しが立っていない。二度と事故を起こさないことを第一に、電力各社は進路を選択すべきだ。

 廃炉になる老朽原発は今後、確実に増える。汚染された構造物の処理先は決まっていないのが現状。技術開発や人材確保は待ったなし。これまでのように課題を先送りしながら、ずるずると原発依存を続けるのは無理がある。

 現状のまま新増設がないと仮定すれば原発は50年にはゼロになる。政府は1年程度かけて、電源構成を議論することにしている。廃炉時代の現実を直視して、どのように依存度を減らしていくのかを明確にすべきだ。(宇都宮忠)


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