儲けより安全が第一だということが理解できない経営では労働者の命が危険にさらされる/司書おらず本の読めない図書館、子供の学力が上がるはずがない 

「東輝」 社員プレスで指切断 安衛法違反容疑 書類送検 福島
橋下改革で 専任図書館司書全廃 府立高約2割 図書館利用できず 大阪

安全衛生法違反:作業中の指切断、容疑で業者を書類送検 /福島

毎日新聞 2014年09月22日 地方版

 会津労働基準監督署は18日、金属プレス加工会社「東輝」(本店・栃木県佐野市)と同社社長(59)を労働安全衛生法違反容疑で福島地検会津若松支部に書類送検した。

 送検容疑は、7月11日午後2時ごろ、南会津町中荒井の同社会津工場で、プレス機械のスライドの作動範囲に体が入る危険を防ぐための安全囲いを設けるなどの措置をしていなかった上、技能講習を修了したプレス機械作業主任者を選任していなかったとしている。

 同監督署によると、プレス機械でエンジンのキャブレター部品を製造していた男性社員(50)が作業中、プレス機械に張り付いた部品を取ろうとした際、誤ってペダルを踏んでしまいプレス機械のスライドが作動し、右手の人さし指と中指を切断し、親指と薬指を骨折する重傷を負った。【横田香奈】



大阪府立高:「開かずの図書館」2割 橋下改革で専任司書全廃 監査委「法改正に逆行」

毎日新聞 2014年09月22日 大阪朝刊

 大阪の府立高校の約2割にあたる24校の図書館が、昼休みや放課後などに生徒が利用できない「開かず」の状態にあり、府監査委員が改善を求めることが分かった。近く監査結果を公表する。2009年に行政改革で専任の学校司書が廃止され、業務を割り振られた教職員の手が回らないのが理由。府教委は司書の代わりに全教職員が協力して図書館業務をカバーするため、各校に運営組織の設置を指示したが、約4分の1にあたる34校で未設置となっている。【林由紀子】

 学習指導要領は、学校図書館の計画的活用をうたっている。今年6月には学校図書館法が一部改正(来春施行)され、専任の学校司書を置く努力義務が課された。今回発表する定期監査の結果では、24校で生徒の利用について何らかの時間制限があることが判明、監査委は「逆行する現状は問題で、図書館の利用促進を図るべきだ」と指摘する方針だ。

 府教委は従来、学校司書を実習助手として採用。生徒の読書活動の支援のほか、貸し出しや選書、蔵書管理などに従事してきた。しかし、橋下徹知事(現大阪市長)が就任直後の09年、財政難による人員削減の一環から、図書館専任の実習助手の廃止を決定、理科や家庭科に配置転換した。一方で、司書教諭の資格を持った教員の配置を推進したが、担当教科の授業と兼任になるため、図書館業務に割ける時間が限られるのが実情という。

 府立高校の元校長は「法の求めに現場が追いついていない。子どもの図書離れが指摘される中、学校教育で読書の環境を整えるには、現場の努力だけでは足りず、国の支援が必要だ」と訴える。

 文部科学省が隔年で実施している「学校図書館の現状に関する調査」(12年度)では、全国の公立高校の71%が司書教諭以外に専任の学校司書を配置。香川、鳥取、島根など14県では配置率100%を達成している一方、広島(3・3%)、岩手(6・2%)など9道府県は50%未満と、自治体ごとのばらつきが目立っている。大阪府は43・2%で、08年度の95・4%に比べ低落傾向が顕著だった。


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