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65歳以上では満足には働けない、物乞いをするか姥捨ての国へと化すか 

介護保険料 65歳以上の滞納急増 老いの貧困 制度揺るがす

介護保険料 65歳以上の滞納急増 老いの貧困、制度揺るがす

2014年10月1日 朝刊 東京新聞

 六十五歳以上の人が支払う介護保険料の滞納が急増している。厚生労働省によると、二〇一二年度に徴収できなかった額(未収額)は過去最高の二百七十二億円で、前年度と比べ約29%増。主に年金額が少ない低所得者が支払えないケースが広がっており、介護保険開始時より平均で七割増しとなった保険料負担が重くのしかかっているとみられる。このままだと、介護サービスが使えずにますます困窮する高齢者が増えるなど制度の存立を危うくしかねない。 (編集委員・白鳥龍也)

 滞納が明らかになっているのは、年金天引きによらず市町村からの通知により個別に納める普通徴収分。高齢者から徴収する保険料の一割強に当たる部分だ。

 厚労省の介護保険事業状況報告によると、保険料を減額なしに通年で徴収するようになった〇二年度は、普通徴収の見込み額千六百億円に対し、未収額は百二十九億円、収納率は92%だった。以降、収納率が下がる一方未収額は膨らむ傾向で、一二年度に収納率は87%、未収額は二倍余になった。高齢者増や保険料引き上げに伴う徴収見込み額の増加は三割にとどまっており未収額の拡大が速い。

 介護保険料は、〇〇~〇二年度に全国の加重平均の基準月額が二千九百十一円だったのに、一二~一四年度は四千九百七十二円。未収額の推移をみると、保険料上昇の年に大きく増えていることが分かる。

 都道府県別では例年、沖縄が最も収納率が低く、東京や大阪が続く。沖縄は歴史的に無年金者が多いといった事情があるが、都市部では「高齢者、家族の収入減による滞納が増えている」(東京都足立区介護保険課)と、年金の給付減や景気変動の影響が大きいことをうかがわせている。

 未収額の拡大について、厚労省は「徴収見込み額が膨らんだことによるもの」(介護保険計画課)と、ある程度は避けられないとの見方。一二年度の年金天引きを含む徴収見込み額一兆七千七百億円に対する収納率は98・5%で、数年横ばいである点も指摘する。

◆公費負担増やす必要

 結城康博・淑徳大教授(社会保障論)の話 年金天引きにより「取り損ね」はほとんどないといわれた介護保険料だが、開始から十四年たって高齢の貧困層が予想外に増えている。保険料は現状でも上昇は確実で、未収分を転嫁する余地はない。財源不足を補うには、五割の公費負担を段階的に増やし、社会保障と福祉の混合型の制度とするなど、発想転換が必要となるだろう。


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