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子供の教育費をケチるケチな政治ではこの国の将来は危うくなる 

社説 【貧困と中退】 経済的な支援を惜しむな
子どもの“未来の扉”危機 生活保護世帯 来年度から国庫補助半減

社説【貧困と中退】経済的な支援を惜しむな

2014年10月13日08時13分 高知新聞

 経済的な理由で大学や短大などを中退する学生が増えていることが、文部科学省の調査で分かった。

 経済格差が広がり、教育に深刻な影響を及ぼしている一つの例といえるだろう。貧しさゆえに学業をあきらめなくても済むよう、支援を拡充する必要がある。

 調査によると、2012年度に大学や短大、高専を中退したのは全学生の2・7%に当たる約7万9千人で、そのうち経済的理由は20・4%と最も多かった。07年度の前回調査に比べ、6?余り上昇している。休学についても経済的理由が最多だ。

 特に私立では経済的な理由による中退者の割合が国公立に比べて高く、授業料を滞納している学生も私立大が8割を占めている。

 学費はここ数年、国立大では変化がないが、私立大は値上げの傾向にあるという。一方、厚生労働省の国民生活基礎調査によると、12年の1世帯当たりの平均所得は537万円と、10年前に比べ40万円余り減った。300万円に届かない世帯は3分の1に上る。

 全国大学生協連の調査で、自宅外から通う学生への平均仕送り額が12年まで6年連続で減ったのも、家計の厳しさゆえだろう。奨学金やアルバイトでのやりくりが限界に達し、中退を余儀なくされた学生は多いに違いない。

 中退者に限った問題ではない。意欲と能力がありながら、家庭の経済的な事情によって、大学や短大などへの進学をあきらめる若者は多いはずだ。

 政府が8月に決定した「子供の貧困対策大綱」は、「貧困が世代を超えて連鎖しないよう、必要な環境整備と教育の機会均等を図る」ことを掲げる。経済的理由による大学などの中退や進学断念は、その根幹に関わる問題といえる。

 高等教育を希望する若者が道を閉ざされないようにするためには、経済的な支援が欠かせない。国公立大の授業料の値下げ、授業料の減免枠の拡大、無利子奨学金の拡充や返済義務のない給付型奨学金の創設などだ。

 だが、大綱では給付型奨学金の導入を見送った。財源のめどが立たないためだが、欧米では主流になっていることを考えると、安倍政権の本気度が問われよう。

 教育は将来を担う若者や子どもたちへの投資だ。それを惜しむようなことがあってはならない。



2014年10月13日(月) しんぶん赤旗

子どもの“未来の扉”危機
生活保護世帯の学習支援事業 来年度から国庫補助半減


 生活保護世帯の子どもを対象に全国で取り組まれている学習支援事業の存続が危ぶまれています。全額国庫負担となる補助金が2015年度から半減されるため。「子どもたちの“夢を開く扉”をなくさないで」との声があがっています。

 「先生、これでいい?」「そう、それでいいよ」

 福祉施設の一室に真剣な声と和やかな声が広がります。埼玉県が行っている生活保護世帯の中学生向け学習支援教室です。

 県は民間団体「彩の国子ども・若者支援ネットワーク」に委託し、生活保護世帯への支援事業「アスポート」(明日へのサポート)として中高生向けの学習支援を実施しています。

 支援事業では教員OBなどの支援員(58人)が定期的な家庭訪問で働きかけを行います。大学生ボランティア(登録600人)も参加。中学生向けに17カ所(さいたま市は独自に実施)で週2~3回の学習教室を開いています。ここで中学生の対象者約800人中、約300人が学んでいます。

 生活保護世帯では、勉強机もない世帯も少なくなく、学習につまずき、不登校となる子どもも少なくありません。生活保護世帯の高校進学率は90・8%で、全世帯の進学率よりも8ポイントも低くなっています。埼玉県は89・9%だった高校進学率が学習支援により97%に達しています。

 「『アスポート』がなかったら子どもは高校にもいけずブラブラしていたかも」

 こう話すのは、孫の高校2年生と中学1年生の兄弟を養育する女性(61)。中学2年生のときに「いける高校はない」といわれた兄が、学習教室に通って工業高校に合格しました。高校2年になり「大学に行きたい」と目標をもって歩んでいます。

 「貧乏でも条件があれば勉強したい子はたくさんいるはず。そういう子どもを発掘してくれたのがアスポートです。なくなると下の子はどうなってしまうのか心配。絶対になくさないで」


2件の記事を引用しました

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