義務付けても罰則がなければ絵に描いた餅、残業代倍返しでもいいくらい/非正規労働の最大の問題はその地位が簡単に奪われるところにある 

ホワイトカラー・エグゼンプション 健康確保策義務付で合意 労働政策審議会
「非正規切り」許さない 裁判勝利・人間らしい働き方求め宣伝 東京

健康確保策義務付けで合意 労働時間規制の除外で分科会

2014/12/24 21:20 日本経済新聞

 厚生労働省は24日、労働政策審議会の分科会を開いた。時間ではなく成果に対して賃金を払うホワイトカラー・エグゼンプション(労働時間規制の除外)の適用条件を議論。労働者に一定の休日を取らせるといった健康維持策の義務付けで労使代表が大筋で合意した。時間にとらわれない働き方で生産性を高める一方、働き過ぎで健康を損なわないようにする。

 企業は新制度の対象とする労働者に対して、労働時間や在社時間を把握する義務を負う。残業代や深夜手当を払う必要はないが、長時間労働が疑われるときは産業医の面接を受けさせる。加えて、(1)一定日数の休日取得、(2)労働時間の上限、(3)終業から翌日の始業までの勤務間に一定時間の休息確保――といった措置のいずれかを企業に義務付ける方向だ。

 残る焦点は対象者の年収や職種だ。経営者側はなるべく対象を広げたい一方で、働き過ぎを招くと批判する労働者側はなるべく絞り込もうとしている。厚労省は来年の1月中に制度設計を詰めて、通常国会に労働基準法の改正案を出す方針だ。



2014年12月24日(水) しんぶん赤旗

「非正規切り」許さない
裁判勝利・人間らしい働き方求め宣伝 東京・銀座


 資生堂や日産、いすゞ、大日本印刷など大企業の「非正規切り」を許さないと23日、各争議の原告と支援者ら170人が東京・銀座の歩行者天国で宣伝しました。サンタの帽子をかぶり、着ぐるみも登場。争議の早期解決や均等待遇の実現などを訴えました。

 主催は全労連、東京地評、神奈川労連、全労連・全国一般、JMIU(全日本金属情報機器労働組合)、全印総連です。

 全労連の岩橋祐治常任幹事は、「まるで虫けらのように労働者を切り、雇い止めをするような大企業の雇用責任を明確にするとりくみが不可欠だ」と強調。安倍内閣がすすめる雇用大改悪を批判し、「働きやすい日本を一緒に実現しよう」と呼びかけました。

 各争議の原告が発言。JMIUいすゞ自動車支部の五戸豊弘さん(54)は、学校に行けない、所在が不明という子どもたちの報道にふれ、「悲しくて悲しくてたまらない。根本には親の働き方があると思う。安心して働けるようにしてほしい」と訴えました。

 宣伝を見入っていた、静岡県掛川市の女性(22)は、「友人は『正社員になれるかも』といわれて準正社員として働いている。現場の責任者まで任されているのに、“正社員にして”とお願いしてもはぐらかされている」と話します。

 神奈川県茅ケ崎市の女性(70)は、「息子はブラック企業で働き、体を壊して4月に辞めた。転職といっても非正規雇用しかなく、正規雇用はひどい働かせ方。普通に働けるようにしてほしい」と話しました。

 娘を連れた東京都練馬区の男性会社員は「職場に派遣社員がいるが、なかなか正社員になれない。なんとかしてあげたい」、埼玉県川越市の女性(72)は「資生堂の化粧品やサプリメントを使っているが、『派遣切り』したと今知った。働く人を大事にしてほしい」と話しました。


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