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企業の労働者に対する安全配慮に上限はない 

ニチアス 「石綿対策怠った」 賠償命令 岐阜地裁

 企業の労働者に対する安全配慮に上限はない。日々の労働に対する安全配慮と、何十年も働くことでの安全配慮はおのずとその内容は異なろう。大企業ならそれを専門に行う安全衛生管理者の任命も義務付けられているはずだ。それをしっかり行っていても事故は起こる。したがって安全配慮には上限が無いのである。

朝日新聞デジタル

「石綿対策怠った」、ニチアスに初の賠償命令 岐阜地裁

2015年9月14日20時31分

 大手建材メーカー「ニチアス」(本社・東京)の羽島工場(岐阜県羽島市)で、アスベスト(石綿)を扱う作業をしていた羽島市の元社員2人が「石綿肺になったのは会社が対策を怠ったため」として、同社に計5940万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日、岐阜地裁であった。唐木浩之裁判長は安全配慮義務違反を認め、計4180万円の賠償を命じた。

 アスベスト訴訟で同社の責任を認めた判決は初めて。同社を相手取った訴訟は2012年に札幌地裁で和解が成立し、大阪高裁は今年6月、請求を棄却した一審・奈良地裁判決を支持した。岐阜訴訟の原告弁護団によると、奈良訴訟の原告は国から石綿肺と認定されておらず、条件が異なるという。

 原告は山田益美さん(72)と角田(つのだ)正さん(80)。山田さんは1959年3月~67年12月、角田さんは60年10月~95年3月、羽島工場で勤務。石綿粉じんを吸い込んで呼吸機能が低下する石綿肺になった。

 訴訟では、安全配慮義務違反の有無が最大の争点となった。判決は、58年の労働省(当時)通達から、石綿粉じんを浴びると石綿肺などの重大な障害になると予見できたと指摘。元社員へのマスク着用の指示が不十分で、計画的な安全教育をしていなかったとして、粉じんの飛散防止の義務を果たさなかったとした。

 角田さんが退職時、補償などの異議を一切申し立てないとして提出した念書の効力も争点になった。角田さんは当時、社内規定に基づき、見舞金600万円を受け取った。会社側は念書で和解が成立したと主張したが、判決は進行した病状の損害賠償請求権も含めたものではないと退けた。

 ニチアス広報課は取材に対し、「判決を精査していないので、コメントは差し控えたい」と話した。


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