スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

条件がそろわなければ爆発は起きない、したがって作業上の安全対策は事前に出来たはずである/一人親方と元請とには労働者性の関係があり得る、したがって生じた事故が労災でないとは言い切れない 

「極洋船舶工業」 爆発事故で2人死亡 労安法違反容疑 書類送検 千葉
フリーの宮大工 転落死 遺族が労災認定求め提訴 大阪地裁

 誰も死にたくて働いているわけではない。事前にそうならないための対策を打てたはずである。しかしそれは事故が起きてから気づいているのが現状である。人の行動に抜かりが付きものであると思えば考え方は変わるだろう。

2015.9.15 07:04更新 産経ニュース

2人死亡の館山港、停泊船爆発 業者と取締役を書類送検 千葉

 館山市の館山港で5月、土砂運搬船のタンク内の修理作業中に爆発事故が起こり、作業をしていた男性2人が死亡した事故で、木更津労働基準監督署は14日、労働安全衛生法違反の疑いで修理業者の「極洋船舶工業」(同市富士見)と、同社の取締役の男性(55)を書類送検した。

 送検容疑は、5月22日、館山港に係留中の船「光徳丸」のタンク内の油圧パイプをガスで溶断する作業の際、事前に作動油を除去するなど火災防止のための措置を施さないといけなかったのに、油を除去せず火気を使用して作業を行わせたとしている。

 同署などによると、同日午前9時半ごろ、溶断作業の火花が油に引火したことが原因とみられる爆発が発生。同社員の安西勝由さん=当時(66)=と、安西貴博さん=当時(27)=が一酸化炭素中毒で死亡した。館山署は業務上過失致死の疑いがあるとして捜査を進めている。



2015.9.15 15:29更新 産経WEST

「指示なければ事故に遭っていないはず」…宮大工の遺族、労災認定求め提訴へ-大阪地裁

 日当を受け取りながら労働者でなく自営業者と判断され、建築現場の死亡事故で労災補償されなかったのは不当として、死亡した宮大工の男性=当時(44)、京都府長岡京市=の妻(40)が16日にも、労災認定を求める行政訴訟を大阪地裁に起こす。雇用と請負の線引きがあいまいなまま口頭で契約を結ぶ慣行がある建設業界。事故後、労働者が自営業者とみなされて給付金を受け取れないケースも多く、こうした実態に一石を投じる訴訟になりそうだ。

 訴えによると、男性は工務店を営む知人から口頭で依頼され、平成26年2~4月、香川県内の神社と埼玉県内の作業場で屋根の修理工事に従事。4月29日、埼玉の現場で作業中に屋根から約7メートル下の地面へ転落し、3日後に死亡した。

 男性が日常はフリーの宮大工として仕事していたことなどから、川越労働基準監督署は同年12月、男性は自営業者で仕事は請負だったとみなし、給付金の不支給を決定。埼玉労働局の労災保険審査官も今年5月、同様の判断を下した。

 ところが今回、男性には工事の進捗(しんちょく)状況と関係なく日当として2万円が継続して支払われており、事故当日は知人も屋根に上がって作業を分担していた。このため妻側は、男性が実質的に知人から労働者として雇用されており、労災として救済されるべきだと主張している。

 労基署と審査官が不支給の根拠とした平成8年公表の判断基準は、雇用か請負か不明確な形態を見極めるポイントを列記しているが、「日当による日給月給制の場合は労働者」という前提も示している。

 妻側代理人の古川拓弁護士(京都弁護士会)は「労基署の決定は判断基準の前提を無視している」と話している。

「慎重な夫が事故に遭うなんて」

 「もし指示を受けずに自分の責任で仕事を進めていたら、慎重な性格の夫が事故に遭うはずはなかった」。妻はそう考えている。

 男性は高校卒業後、社寺建築を専門に行う建築会社に入社し、約20年勤めた後に宮大工として独立。伏見稲荷大社(京都市伏見区)の改修工事などで腕を磨いた。大きなけがをしたことは、一度もなかった。

 職人かたぎで人の好き嫌いは激しかったが、会社時代の先輩だった知人には信頼を寄せていた。香川から京都の自宅に戻った4月27日、「早く来てほしいと言われた」と妻に言い残し、翌朝埼玉へ向かってその日のうちに作業を始めた。

 29日午後、現場で雨が降り、知人が命綱を取りに屋根を降りていた間に、男性は足を滑らせて転落した。動転する妻に知人は「できるだけのことはします」と話したが、事故の詳細は説明せず、次第に態度もよそよそしくなったという。

 子供は3人。小6になった次男は最近、跡を継いで宮大工になりたいと言い出した。夫を誇りに感じる半面、なぜ亡くならねばならなかったのかと思うと、やるせなく、悲しい。「残された私たちの生活のためにも、労災を認めてほしい」。妻はそう願っている。


2件の記事を引用しました

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://seibanlocalunion.blog45.fc2.com/tb.php/9233-9c256713

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。